-NSSC-FW2シリーズ 板金加工 サンプル製作-
2012 / 03 / 20    カテゴリー: ニュース / 新着情報

前回のNSSC-FW1シリーズに続き
http://www.ueno-ss.com/archives/1199

上野製作所では新日鐵住金ステンレス様が開発した
通常のニッケル系SUS304相当の

「NSSC-FW2シリーズ」

の板金加工サンプル製作を新日鐵住金ステンレス様の協力により製作いたしました。

■■NSSC-FW2シリーズとは■■

NSSC-FW2シリーズとは新日鐵住金ステンレスが2010年12月に開発した
通常のSUS304相当の耐食性を実現するとともに、
クロムやニッケルの含有量を40%削減することに成功した。
ポストSUS304となるべく汎用鋼である

表面は2B材のようにくすんだ様子やなく
430材の表面のように多少の鏡面は見られる。

さらに特徴とは(NSSC詳細ページへ)

■■加工サンプル■■

今回の加工においては通常の304材との違いが
板金加工において生じるのか通常の加工方法にて
検証しながら製作いたしました。

<抜き加工>

金型&レーザー加工による複合加工

金型加工およびレーザー加工においては
従来の304材との設定と変更なく加工可能。
仕上がりについても問題ナシ。

曲げ加工においても
SUS304材の伸び値設定と変わらず曲げ加工が
可能。

<溶接加工>

TIG溶接にて突き合わせて部を溶接

ウラ側 溶接箇所

オモテ側

溶接条件について304材との相違はみられず。

<コゲ取り処理>

TIG溶接箇所の電気焼け除去問題なし。

■■その他のサンプル■■

水漏れなどがNGとなるオイルパンも
製作いたしました。
水漏れの有無を確認するため発色塗料を
使用して確認しましたが、水漏れは見られない
漏れ不可となる製品にもFWシリーズへの対応も可能

今回用意できた板厚は1.5tのみとなっており
量産加工という場合であれば別途手配が必要となってしまいます。

レアメタルによるコストや調達のリスクを減らす傾向が見られます。
板金加工においてもニッケル・クロムを削減しつつ耐食性や防錆性に優れた
NSSC-FW2シリーズによる登場は
いままでの品質レベルを向上させるものだと思います。

「自社の製品にNSSC-FW2が使えるのか試してみたい」という

お客様がいらっしゃいましたら、是非ご連絡ください。


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