-NSSC-FW1シリーズ 板金加工 サンプル製作 -
2012 / 03 / 14    カテゴリー: 新着情報

今回、上野製作所では新日鐵住金ステンレス様が開発した
通常のSUS材よりもレアメタルの含有量を押え、
なおかつ、耐食性を向上させた

「NSSC-FW1シリーズ」

のサンプル加工を新日鐵住金ステンレス様のご協力により製作いたしました。

■■NSSC-FW1シリーズとは■■

NSSC-FW1シリーズとは新日鐵住金ステンレスが2010年に開発した
高耐食・低クロム高純度フェライト系ステンレスの名称で
世界初のSn(スズ)を添加することにより通用の430材以上の耐食性を示し、
錆の発生についても従来の430材よりも軽微となっています。
また、溶接や絞り加工といった加工での加工性に優れています。

さらに特徴とは(NSSC紹介ページへ)

■■加工サンプル■■

今回の加工については通常の430材との違いが
板金加工において生じるのかを検証しながら製作いたしました。

<抜き加工>

金型&レーザーによる複合加工

レーザー加工 切断面

金型加工およびレーザー加工においても
従来の430材の設定と変更なく加工し仕上がり具合については
上記写真通りとなります。

<溶接加工>

TIG溶接にて突き合わせ部を溶接

溶接加工による違いは見られませんでした
加工性についても従来の430材と遜色なし。

コゲ取り処理

TIG溶接箇所の電気焼け除去問題なし

■■その他サンプル■■

オイルパンなどに使用する場合には四隅の溶接箇所の
水漏れを発色塗料にて確認漏れは見られない。

今回用意できた板厚は1.5tのみとなっており
量産加工という場合であれば別途手配が必要となってしまいます。

レアメタルによるコストや調達のリスクを減らす傾向が見られます。
板金加工においてもクロムを削減しつつ耐食性や防錆性に優れた
NSSC-FW1シリーズによる登場はいままでの品質レベルを
向上させるものだと思います。

「自社の製品にNSSC-FW1が使えるのか試してみたい」という
お客様がいらっしゃいましたら、是非ご連絡ください。

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